ハイキング・登山

栂池自然園つがいけしぜんえん

ミズバショウ湿原と白馬連峰
浮島湿原(写真:小谷村観光連盟)
展望尾根から見る紅葉(写真:小谷村観光連盟)
高原・湿原湿原
歩行時間 3時間
レベル
所在地 中信小谷村おたりむら(北アルプス山麓)
最高地点の標高 2020m(展望台)
参考サイト
天気サイト
現地ライブカメラ
おすすめの季節 ロープウェイが運行する5月中旬~11月初旬。ミズバショウの6月中旬か紅葉の10月初旬がベスト

栂池自然園は、尾瀬に似た、ミズバショウなどの高山植物の咲く高層湿原を歩けるコースで、森林セラピー基地にも認定されています。白馬連峰の景観が素晴らしく、一番奥に行くと大雪渓も眼前に見えます。紅葉の名所でもあります。
スキー用のゴンドラリフト「イブ」と、栂池自然園用に作られたロープウェイ(パノラマウェイ)を乗り継いで行けます。整備されている分、入場料金と往復のアクセスのセット料金が3,7000円と少々高くつきますが、登山家でなくても登山の気分を味わえ、大自然を満喫できるコースです。ただし、6~7月まで雪が残り、ところどころ雪の上やぬかるみを歩くことになるので、靴に水が染み込まないよう、また、滑らないよう注意が必要です。

!ご注意
「現地ライブカメラ」へのリンクは、お出かけ前に現地の天候状況などを知るのにお役立てください。ただし、山の天気は急変する事があります。
記載してある内容で事故などの問題が発生しても、当サイトでは一切の責任や賠償を負いません。

歩行開始地点付近の地図

歩行開始地点までのアクセス

長野道安曇野ICから約70分

  • 八方尾根と同様に、安曇野アートラインから国道148号を走る
  • 「岩岳入口」交差点を左折して県道433号千国ちくに街道(旧街道「塩の道」)へ
  • ゴンドラ手前の大駐車場(有料)に駐車
  • ゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ

上信越道長野ICから約60分+ゴンドラとロープウェイ40分

  • インターを出たら白馬長野オリンピック道路県道31号を白馬方面に行き、岩岳を経由して千国街道「塩の道」へ
  • ゴンドラ手前の大駐車場(有料)に駐車
  • ゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ

※ロープウェイの降り口まで道路もありますが、環境保全のため、一般車は通行禁止です。

公共交通  バス

白馬駅からバスで25分または長野駅からバスで90分+ゴンドラとロープウェイ

  • 白馬駅からの路線バス、または、長野駅から白馬直通シャトルバスに乗って「栂池高原」で下車、上記の車の場合と同様にゴンドラとロープウェイを乗り継ぐ。

コース情報

ロープウェイ降り場~栂池自然園コース入口~水ばしょう湿原~ワタスゲ湿原~川原(40分)

トレッキングコース入口

ロープウェイを下りて数分歩くと、趣のある建物が見えて来ます。宿泊もできる山小屋の栂池ヒュッテと、食堂・売店・休憩所のある栂池山荘です。その奥が栂池自然園の入り口となっているビジターセンターで、ここで入園券が必要です。ビジターセンターを過ぎると旧栂池ヒュッテの建物があり、今は記念館となっていて、興味深い展示品や写真があるので帰りにでも立ち寄りましょう。
いよいよ栂池自然園コースの入口で、2つに分岐していますが、ミズバショウが見られる5月末~6月なら、行きは右のコースがいいでしょう。木道は、有料なだけあってよく整備されており、バリアフリーで、水ばしょう湿原は車いすでも見て周れます。水ばしょう湿原を過ぎて2つのコースが合流し、やがてまた2つに分かれます。行きは左のコースを行きましょう。少し登りになり、夏~秋は左側に真夏でも冷たい風が吹き出す「風穴」が見られ、その後、ワタスゲ湿原に入ります。ワタスゲの可憐な白い花が見られるのは7~8月中旬です。
湿原を過ぎるとまたコースが合流し、少し行くと登りになって、川を渡ります。渡った後で川原に下りられます。

川原~浮島湿原~展望台(50分)

ワタスゲ湿原の歩道

川原で、雪解け水に手をつけて冷たさを体感しましょう。ここからしばらくは、林の中の狭い道を登ります。15分ほど歩くと左手にちょうどよい休憩場所があります。
さらに歩を進めると、大きな案内板があり、道が3本に分かれています。一番左のコースを取ると、「浮島」のある池や、7月下旬~8月中旬ならニッコウキスゲの花が見られます。
湿原を過ぎると登りがきつくなります。ほどなく尾根にたどり着き、視界が開け、白馬の大雪渓が正面に見えて感動的です。狭い「ヤセ尾根」を歩くと、ほどなく、広い「展望台」があります。

展望台~展望湿原~コース入口(1時間30分)

展望台から見る白馬大雪渓(中央奥)

展望台からの眺望も素晴らしいです。さらに歩くと、「展望湿原」があり、そのまま道なりに行くと、時計周りに周回して帰路となります。
途中、水場の「銀命水」があります。ところどころ、右側に森林と白馬連峰、左側に栂池自然園の湿原全体を見下ろせる場所があります。林の中の狭い一本道を下り、ワタスゲ湿原、水ばしょう湿原を通ってコース入口に戻ります。行き来た道でなく、ワタスゲ湿原は左側、水ばしょう湿原では右側のコースを取りましょう。

栂池山荘~天狗原・白馬大池登山(オプショナルコース、往復6~7時間)

 
白馬大池

整備された有料の自然園では飽き足りない方は、栂池山荘とビジターセンターの間を右へ曲がると、天狗原・白馬乗鞍岳山頂・白馬大池まで登山できます。

2007年6月23日ハイキング時の情報です
2022.09.08 更新

栂池自然園の公式新着情報

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栂池自然園や
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日本海に至る旧街道「塩の道」で、毎年5/3には「塩の道祭り」が行われます。

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