• ピーク時の白川氷柱群
    2021.01.11

    雪や氷の自然のアートが鑑賞できる今年の冬、ですが、、コロナ感染者が増えています

    年末年始以来の寒波で、北陸地方の日本海に面した県は豪雪で大きな被害が出ていて、お悔やみ申し上げます。長野県内も元々豪雪地帯の北部では1m以上の積雪となっていますが、中部・南部の平野部は雪はほとんど積もっていません。

    スキー場も北部の志賀高原・白馬等は天然雪で全面滑走可となっています。人気の飯山のかまくら村と2/13~14の雪まつりも今年は雪は充分すぎるぐらいあります。
    中部・南部も気温は低く、今年は白川氷柱群など、温暖化で近年は見られなかった自然の氷のアートが見られます。
    諏訪湖も1/10に広い範囲で結氷し、今年は3年ぶりに御神渡り現象が起きるか期待が高まっていますが、まだ全面結氷には冷え込みが足りないようです。
    安曇野の白鳥湖等に飛来するハクチョウは、北陸地方が大雪のため、ここ数年よりたくさん見られます。

    一方、新型コロナウイルスの感染者は長野県でも増え、特にこれまで比較的「安全地帯」だった中信の松本周辺や東信の小諸市などで感染警戒レベルが緊急事態宣言の次の「レベル5」になり、恒例の松本城氷彫フェスティバルなど一部のイベントは中止になっています。
    お出かけの際は、県推奨の感染対策と充分暖かい服装でお出かけ下さい。

  • 善光寺表参道イルミネーション
    2020.12.07

    イルミネーション・氷灯ろう・スキー場・・冬の信州を屋外でEnjoy♪

    今年は冬の始まりが早く、最低気温が氷点下の日が多い信州です。
    長野県内の新型コロナ感染者数は、10月までは1日0~数人でしたが、11月半ばから長野市などで増え、ここ数日は1日10~20人となっています。現在、「感染警戒レベル」は6段階中「3」(中野市・山ノ内町以北の北信地域は「4」)です。

    冬の信州の風物詩のイルミネーション氷灯篭アイスキャンドルは、屋外でのイベントなので、人気のホワイトクリスマスin軽井沢など、感染対策を行った上で今年も開催される所が多いです。
    長野市の善光寺と門前通りでは、2年前から開催されるようになった「善光寺表参道イルミネーション」が始まっています。2月の長野灯明まつりを含む3/13までの期間、長野駅から善光寺に至る門前通りの並木が美しく彩られる他、12/5~13は、善光寺の国宝の本堂や山門に、日本のトップデザイナーによる光と音の演出が施されています。昨年は台風19号の被災からの復興でしたが、今年はコロナ渦からの復興を願い、「希望の光」がテーマです。
    上田市の別所温泉では、鹿教湯温泉で12/25~行われる恒例の氷灯ろう夢祈願とタイアップして昨年から始まったイベント「夢まつり」が今年も2月に行われることになり、プレイベントとして温泉街が「ボールライト」で彩られています。

  • シャインマスカットと巨峰・ナイアガラ
    2020.10.11

    収穫と紅葉の秋到来♪ 大人気のシャインマスカットも長野県が日本一の産地

    残暑で例年より一週間ほど遅れて、収穫と紅葉の秋がやって来ました。先週末に、Gotoキャンペーンも利用して蓼科~八ヶ岳を旅行してきました。

    各地の農産物直売所では、ブドウ・リンゴ・新米・キノコなど秋の恵みが並んでいました。
    人気沸騰のブドウ「シャインマスカット」は長野県が日本一の産地で、たくさん見かけます。農園では泥棒による被害も増え、農家の方々は夜もパトロールされています。
    昨年台風による千曲川決壊で被災・冠水したアップルライン沿いの地域のリンゴも、今年は無事実って各地で販売されています。

    ハイキングした八ヶ岳の白駒池は、10/3時点では紅葉は色づき始めでしたが、その後の冷え込みで、一気にピークを迎えているそうです。「苔の森」の人気もあって、駐車場は満杯でシャトルバスのお世話になりました。
    紅葉は、白駒池や山岳紅葉の涸沢乗鞍白馬八方尾根湯の丸高原・軽井沢白糸の滝志賀高原などの標高2000~1500mの地点から、1週間ほどで1500~1000m前後の松川渓谷戸隠鏡池上高地扉温泉木曽赤沢自然休養林などに下り、そのあと、里に来て、上田の鹿教湯温泉・木曽阿寺渓谷・大町の霊松寺、安曇野の旧国鉄廃線敷・松本のアルプス公園松本城などの木々が美しい色に染まります。

  • ふっこう市のイベントで
    賑わう松本 中町通り(9/20)
    2020.09.21

    長野県の感染警戒レベルが最低の1に。戻ってきた観光地の賑わいとイベント♪紅葉も10月にスタート

    長野県内の新型コロナ感染者数は、8/27の17人がピークでその後落ち着いて来て、最近1週間は0~2人となっています。一時、一部地域で「4」まで上がった「感染警戒レベル」も、9/16に県全域で最低水準の「1」に引き下げられました。

    ほとんど「中止」になっていたイベント・祭りは、民間や商店街主催のものから徐々に行われています。長野の善光寺表参道で9/26に恒例の大道芸フェスティバルと10~11月に松代復興応援秋祭り、松本では9/26~27に人気の野外フェスりんご音楽祭と9/20・27に中町商店街で初開催の温故知新 ふっこう市が行われます。

    宿泊施設などの消費促進のためのキャンペーンは、国のGo Toトラベルキャンペーンの他、長野県がGo Toトラベル対象外の宿のための信州小さなお宿応援キャンペーンを行っているほか、各市町村も独自に行っていて、安曇野市・飯綱町・大鹿村・南牧村で宿泊割引、長野市・須坂市・箕輪町などで割引商品券を利用できます(一覧ページ)。

    残暑で遅れている紅葉は、10月上旬に駒ヶ岳千畳敷・涸沢乗鞍岳の「山岳紅葉」から始まりそうです。県推奨の信州版新たな旅のすゝめ記載の感染対策を行った上でお出かけ下さい。

  • 2020.08.09

    特産品30%OFFキャンペーン中。通販もご利用頂き、観光県長野のご支援を!

    夏休みの観光とお盆の帰省で1年で一番賑わうはずのシーズンを迎えている信州ですが、全国的なコロナウィルス感染の再拡大で、観光スポットや宿泊施設の来客数は、例年の50%かそれ以下の寂しい夏となっています。
    長野県内の感染者は、5月途中から1ヶ月ほどはゼロでしたが、7月中旬から徐々に増え、今は日によって1日ゼロ~数人発生しています。感染の拡大を防ぐため、県では関東・東海・関西・九州等感染者数の多い他県との往来に「慎重な判断」を、旅行者と観光事業者には信州版 新たな旅のすゝめを呼びかけています。

    観光地の土産物も売れず、在庫を処分するためにも、店舗や通販サイトでキャンペーンを行っている所も多いです。長野県が運営している「銀座NAGANO」のショッピングサイトNAGANOマルシェでは、「しあわせ信州ふるさと割」として、全品30%引きで販売中。安曇野の大王わさび農場も、たくさんあるわさび製品を店舗でも通販サイトでも全品30~50%引きで販売しています。

    8~11月は、長野県の誇る野菜・果物などの農産物の収穫の季節。今年は長雨で夏の松茸が豊作だとか。農産物直売所通販サイトもご利用頂いて信州の特産品を購入頂くことで、苦況の観光県長野のご支援をお願いしますm(__)m

  • 2020.07.05

    宿泊割引キャンペーンが県内と近隣県向けからSTART・山岳地も営業開始

    7月になり、それまで営業を自粛していた山岳エリアなどの観光地も、感染対策を行い、迷いながらも営業再開する所が多くなっています。ニッコウキスゲが見頃になってきた霧ヶ峰・車山高原のリフト等の施設は7月中旬から本格営業の予定です。6月中は3つの宿のみ営業していた上高地内の施設も、7月中旬までには全て営業を再開し、バスの運行も正常に戻ります。山小屋内や遭難時など感染対策が難しい登山は、北アルプスなどの山小屋が7/15から徐々に営業再開しますが、予約制で定員も制限される予定です。

    宿泊施設や観光施設を支援するための長野県の割引キャンペーンは、県内在住者対象の支えあい観光キャンペーンは好評でコンビニの発売分は売り切れ、愛知・岐阜等の近隣7県在住者対象の3000円~5000円のふっこう割クーポンがJTB等のサイトで利用できます。

  • 2020.06.15

    アフターコロナは、自然の中の旅・ワーケーション・移住・半移住が人気に?

    6月から松本城や美術館などの観光施設が段階的に再開され、新たな感染者が1ヶ月出ていないこともあり、長野県内に日常が戻りつつあります。

    宿泊施設は、県内のお客さん対象のキャンペーンが6月と7月に行われて、宿泊客が増えてきましたが、宴会などは少なく、観光地のお店も人通りが少なくまだ大変厳しい状況が続いています。

    一方、蓼科や軽井沢などの、自然に囲まれ人が少ない場所の宿やカフェなどは人気が出て、満員の所もあるようです。

    アフターコロナの時代は、観光地に滞在してテレワークをしながら仕事をするワーケーションや、クラインガルテンのような半農半Xの暮らし、移住・半移住が増えそうです。
    Zoomも使ったオンラインセミナーを行うところも増え、安曇野市で6/20(土)と/28(日)須坂市で6/20(土)小諸市で6/27(土)飯田市では平日毎日行っています。

  • 警備員しか人がいない国宝松本城と
    「閉城中」の看板
    2020.04.28

    長野県が「観光はお休み中」キャンペーン中。SNS「#おうちでながの」のテイクアウトサイトのご利用を!

    GWでアルプスと田園の景色や咲き乱れるいろいろな花が美しい季節ですが、コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、長野県が休業要請と休業補償を行い、史跡や美術館等の観光施設はすべて、温泉宿泊施設もほとんどが連休明けまでの予定で臨時休業しています。

    これまでの観光誘客と真逆の「観光はお休み中」キャンペーンで、上高地も冬季のように閉鎖、登山も山小屋や登山口の駐車場を閉鎖しています。イベントもすべて中止や延期ですが、食材を扱う農産物直売所だけは営業しているところが多いです。

    長野県外の方は、特産品のネットショッピングでの取り寄せや、SNSの#おうちでながの(InstagramTwitter)の美しい写真や記事をお楽しみ頂き、県内でテイクアウトのできるお店を利用・飲食店の支援をされる方は特設サイト(長野市松本上田千曲市等)をご覧下さい。

    長野県内の感染者は今日現在66人で、自治体や県民の努力で、ここ4日間は新たな感染者は見つかっていません。

  • 2020.04.10

    軽井沢などへのコロナ疎開や、コロナ帰省の方は細心の感染対策をお願いします

    なかなか気温が上がらず、水仙や桜がゆっくりと咲き揃って見頃となっている信州ですが、新型肺炎対策で、信州一の桜の名所高遠城址公園は閉鎖され、イベントは軒並み中止や延期となり、旅館など観光業は大打撃を受けています。

    そんな中、軽井沢・蓼科・穂高温泉郷などの別荘地や一部のホテルは、関東から「疎開」に来ている方々で季節外れの賑わいで話題となっています。過密の東京圏を離れて別荘内で静かに過ごすことは、必ずしも悪くないと思いますが、買い出しに来られる方や大学が休みのため実家に帰省する学生も多く、感染者が拡散するリスクもあり、悩ましいところです。長野県も感染者が少しずつ増え、21人となっています。

    信州の美しい早春を少しだけでも味わいたい方は、人が集まる有名な名所でなく、近くの穴場的なスポットで人知れず咲く花や、里山のハイキングを、少人数で静かに楽しむのがいいでしょう。

  • 長野市松代のあんずの花
    2020.03.02

    台風被害・雪不足・新型肺炎の3重苦の中、春の花は早く咲き出してます

    昨年の台風19号の被害の後、暖冬による雪不足、そしてコロナウイルスによる新型肺炎と、観光業界には3重苦と言える厳しい状況の信州です。長野県内でも新型肺炎の感染者が2名出て、人が集まるイベントの多くが中止になっています。

    そんな中、春の訪れは早く、松本市四賀の福寿草はもう見頃を迎えています。「福寿草祭り」は中止になりましたが、花は自由に見られます。安曇野大王わさび農場のわさびの花も祭りは中止ですが花は咲き始めています。
    上田のスイセンまつりは、今年は早めの3/28から今のところ予定通り開催されます。諏訪のザゼンソウの里公園は遊歩道が整備され、3年ぶりに「ザゼンソウまつり」が3/28~29に開催予定です。
    あんずの開花も早まりそうで、3月末~4月初めと予想されています。写真のあんずは台風の被害からの復興に奮闘中の長野市の松代地区の例年の様子で、あんず祭りを3/25~4/5に予定されています。

    手洗いなどの新型肺炎対策を充分に行いながら、信州の春の自然をお楽しみください。